手術が終わっても、試練はまだ続いていました。
術後0日目|尿道カテーテルとの格闘
術後、目が覚めてまず気になったのが尿道カテーテルの違和感でした。
とにかく不快で、「もう抜いてほしい!」と駄々をこねてしまいました。
看護師さんから、「膀胱持続洗浄」という処置をしていると説明を受けました。生理食塩水をカテーテルから膀胱に流し込み、また外に出す——これを繰り返すことで、血液が固まって詰まるのを防ぐものです。なんとなく「常に水が流れている状態」をイメージしてもらえると近いかもしれません。
なるほど、それは必要な処置だと理解できましたが、
それでも、つらいものはつらい……。
術後1日目|繋がれた体、でも少しずつ自由に
点滴、心電図モニター、血栓予防のためのフットポンプ、そして尿道カテーテル。
地味に——でも確実に——じわじわと体を縛り付けるこれらの管やコードたち。
派手な痛みではないけれど、常につきまとうこの不自由さが、思った以上に精神的にも堪えました。
私があまりにも「早く外してほしい」と言ったからなのか、尿の色調を見て大丈夫と判断されたのか、
術後1日目、ついに全部外れました!
解放感もつかの間。
カテーテルが抜けたということは、自力で排尿しなければなりません。
これが——びっくりするほど痛かった😭
生理痛よりもさらに上をいく痛み。
しかも水分をしっかり摂るように言われているので、約1時間ごとにこの激痛が襲ってきました。
これは、想定外でした。
術後2日目|退院!そしてノアンとの再会🐶
血尿と排尿痛は続いていたものの、午前中に退院が決まりました!
「やったーーーー!」
退院時は、隣街に住む姉夫婦が迎えに来てくれました。預けていたノアンも一緒に。
ノアンの顔を見た瞬間、嬉しくて泣けてきました。
この子に会いたい一心で頑張れた気がします。
手術の説明も、入院の説明も、手術も、私はすべて一人で受けました。
姉が「付き添うよ」と言ってくれましたが、一人の方が精神的に強くいられる気がして、「大丈夫」と断りました。
でも退院の日、ノアンの顔を見た時に、やっぱり自分も張りつめていたんだなと思いました。
術後2週間で出張!?医師の言葉に驚愕
実は術後、2週間後に仕事で出張に行かなければならない予定がありました。
「さすがに無理かな」と思っていたのですが、医師からはまさかの一言。
「出張、大丈夫ですよ」
……え?本当に?
正直、驚愕しました。
もちろん医学的には大丈夫という判断だったのだと思います。
でも、体感としてはまだ排尿痛もあり、「本当にこの状態で行けるの?」という気持ちもありました。
(後日談ですが、無事に出張にいけました✌️)
再発率50%という現実
退院の喜びの裏で、頭の片隅にあったのは医師から告げられた言葉。
「膀胱癌は約50%が再発する」
もう2度と手術台には上がりたくない。
この時、心の底からそう思いました。
だからこそ、これからの定期検診や生活習慣に、真剣に向き合っていこうと前を向きました。
次回は退院後の生活と、定期検診についてお伝えします。


コメント